女性が一度はしてみたい憧れのヘアスタイルは、ロングヘアがダントツ人気です!髪を伸ばそうとしても途中で挫折してヘアカットしてはまた伸ばしの繰り返しで、なかなか実現しにくいのが理由のひとつです。
フルウィッグなら自毛を根気よく伸ばし続けなくてもひとっ飛びでロングヘアになれるので、人生初のロングヘアがフルウィッグを使って実現したという方も少なくありません。
ロングヘアのフルウィッグとひとことに言ってもイメージはいっぱい!
カールやストレートやワンレンなど、自分の好きなヘアスタイルはもちろん、今までやったことがないから冒険してみたいヘアスタイルも叶っちゃいます。
今回は、プリシラのおすすめロングフルウィッグと、かぶり方とお手入れ方法をご紹介します!
この記事の目次
プリシラおすすめの耐熱ロングフルウィッグ!
ふんわりエアリーなカールスタイルが魅力のロングフルウィッグ
長さはあるけど、重い印象にならないエアリーなカール感が魅力です。毛量を調整しているので毛先に野暮ったい重みがなく、ゆるいミックスカールが一層軽いふんわり感を演出してくれます。
クール美人なストレートのスーパーロングフルウィッグ
女性の一度はやってみたい髪型ナンバーワンのストレートロングヘアです。クールビューティのイメージが強い髪型ですが、女性らしさがあるサラサラヘアに憧れますね。伸ばすのもお手入れも大変そうだけど、ウィッグなら簡単になれちゃうのがお得感あり。
かっこ可愛いワンレンカールのロングフルウィッグ
女性らしさ全開のロングカールヘアに、ワンレンというスパイスを加えて甘すぎないヘアスタイルが完成!大人っぽいヘアスタイルにしたいときにおすすめです。
ちょっと個性的なウェーブヘアのロングフルウィッグ
皆と同じカールヘアはちょっと嫌かも。と思ったらウェーブヘアで個性を出すのもおすすめです。ウェーブも細か過ぎないので古臭くなりません。重い印象の無いエアリー感がおしゃれです。
フルウィッグのかぶり方とウィッグネット(アンダーネット)の着け方を確認しよう!
お気に入りのロングフルウィッグが見つかったら、フルウィッグの着け方をマスターしましょう!
フルウィッグを被る前には、まずウィッグネットを着けます。自毛をまとめて下地を固め、ウィッグのズレを防止する役割があります。ウィッグネットの呼び名は各ウィッグメーカーで様々ですが、アンダーネットといわれたりもします。
自毛をまとめるウィッグネットを着ける理由
ウィッグネットは、フルウィッグをかぶる上で欠かせない存在です。まずはウィッグネットの役割を確認してみましょう。
・自毛をまとめる
・ウィッグのズレ防止
・土台となる頭の形を整える
・ウィッグキャップが直接肌へ当たらないよう肌負担を軽減する
自毛に長さがある場合は、まとめなければ上手にウィッグをかぶることができませんね。自毛をまとめずにかぶろうとすると、ウィッグのキャップの中に自毛が綺麗に納まりません。自毛があちこちに散らばる状態になってしまいます。
ウィッグネットを着けずにヘアゴムだけでまとめると、まとめた自毛が一部にかたまり頭の形が不自然になってしまいます。
ウィッグネットを着けていないと、自毛で滑りウィッグがズレやすくなります。安定性がないため、いつの間にかウィッグが浮いていたり、前後左右の位置がズレてしまいます。
また脱毛状態でフルウィッグを医療用目的で使用する場合など、ウィッグのキャップが直接肌に当たるのを防ぐためにウィッグネットを用います。ウィッグのキャップは植毛方法の関係上、レーン状になっていたり目の粗い構造になっているものが多くあります。
ウィッグネットを着けることによって、刺激に敏感になっている頭皮へキャップが直接当たるのを防ぎ、負担を軽減する役割を果たします。通気性や吸汗性などに特化した医療用のウィッグネットもあるので活用するようにしましょう。
自毛をまとめるウィッグネットの着け方
筒状のウィッグネットの着け方をご紹介します。
1.まずウィッグネットに頭を通して、首までウィッグネットを下ろします。
2.ウィッグネットを引き上げて、おでこの生え際にネットの端を合わせるようにし、自毛を入れ込んでいきます。
3.自毛をできるだけタイトにまとめたら、ウィッグネットの端を折り込んでヘアピンで固定して留めるか、ネットの端同士を結んで固定します。ウィッグネットをしっかりと固定したい場合は、自毛とウィッグネットを一緒にヘアピンで留めると良いでしょう。
ウィッグネットの着け方を動画で確認しよう!
フルウィッグをかぶるときの注意点
フルウィッグを自然にみせるには、かぶり方も重要になります。フルウィッグをかぶるときに注意すべき基本的な点を確認してみましょう。
・アジャスターでサイズ調整をする。
・頭頂部が浮いていないかを確認し、デコボコがないようにする。
・自毛がはみ出さないようにする。
・前後左右の位置がズレないようにする。
ウィッグをかぶったときに、頭頂部が浮いていたりすると頭の形が不自然になり、ウィッグだとバレてしまう可能性が高くなります。ウィッグネットで自毛が平らに固定されていなかったり、ウィッグのサイズがあっていない場合に考えられます。
フルウィッグには、襟足部分にサイズ調整のできるアジャスターが付いているものがあります。ウィッグをかぶった後は、自分の頭にできるだけフィットするようにアジャスターを締めたりしてサイズ調整をしましょう。
ウィッグの前後左右の位置がズレないように、またウィッグの動きを防ぐためにもサイズ調整は必要です。
もみ上げ部分など、サイドの自毛がはみ出していると、それだけでウィッグをかぶっていることが分かってしまいます。自毛とウィッグとのヘアカラーの差がある場合は尚更です。そうならないように、自毛がはみ出していないかを必ずチェックするようにしましょう。
自毛をウィッグの中へ入れ込んで、ヘアピンで留めるのもおすすめです。
フルウィッグの基本的な着け方
ウィッグネットを着けて自毛をまとめたら、いよいよフルウィッグをかぶります。フルウィッグは前から後ろへかぶるようにするとスムーズです。
1.ウィッグの前髪の生え際部分を持ち、自分の額の生え際の位置と合わせて押さえます。
2.額の生え際部分を押さえたまま、もう片方の手でウィッグの襟足部分を持って後ろへ引っ張り、頭をウィッグの中に入れ込んでかぶります。
3.かぶったら、ウィッグの両サイドのもみ上げ部分をもち、深くかぶるようにウィッグを左右や下に少しずつ動かして、しっくりくる位置に合わせます。
4.最後にアジャスターでサイズ調整をして、鏡でチェックしたら完了です。
フルウィッグのかぶり方を動画で確認しよう!
ロングフルウィッグのお手入れ方法
ロングヘアのフルウィッグは、長いだけにどうしても毛が絡まりやすくなります。使用毎にお手入れをすることで、絡みを少なくし、ウィッグを長持ちさせるようにしましょう。
基本的なお手入れは、ブラッシングとウィッグ専用のオイルスプレーの使用です。
ロングフルウィッグは使用毎にブラッシングをしてホコリを落として絡みをとる
毛が長いと絡みやすくなるのは、人間の髪もウィッグの毛も同じです。絡んだからといって放置して使用し続けると、絡みをとろうと思った時には手遅れになってしまうこともあります。使用毎に少しでも絡みをとっておくと、絡んだ毛束をカットしなくてはならなくなる状況は避けられるでしょう。
ホコリや汚れを落とす意味でもブラッシングは大切なケアです。
ブラッシングは、ウィッグ専用のブラシがおすすめです。人工ファイバーでできているウィッグには、静電気防止のため金属製のブラシが適しています。
絡んだ毛をブラッシングする時は、必ず毛先から梳かすようにしましょう。絡んだ箇所をほぐすように少しずつ梳かしていきます。ウィッグの根元から梳かすと、絡んだ部分で止まってしまい絡みの塊が大きくなる場合があります。
ウィッグ専用のオイルスプレーでロングフルウィッグの乾燥を防ぐ
ロングヘアだと、毛同士の摩擦や、衣類との摩擦は避けられません。そうすると、買ったばかりはサラサラだった毛が乾燥してパサパサになってしまいます。人工ファイバーの摩擦による乾燥はどうしてもあるのですが、乾燥した時のケアによってウィッグを少しでも長持ちさせることができます。
ウィッグ専用のオイルスプレーを使用すると、まず乾燥を防ぐので静電気が起こりにくくなります。指通りもスムーズになります。元通りというわけにはいきませんが、サラサラ感と艶が戻ります。
オイルスプレーは付け過ぎるとベタベタしてしまうので、適量を使用するようにしましょう。
まとめ
ロングフルウィッグは自分の髪を伸ばさなくてもイメチェンできる嬉しいおしゃれアイテムです。基本的なかぶり方とお手入れ方法をマスターして、よりよいウィッグライフを楽しみましょう!
是非プリシラのサイトに遊びにきてくださいね!
ウィッグを作り続けて30年以上!
神戸のウィッグメーカー「PRISILA(プリシラ)」のふくちゃんです。
もともとプリシラウィッグの超ヘビーユーザー
入社は2010年‥30代をプリシラに捧げました(´ー`)
ふだんは企画や広報の仕事を中心にSNS運営なども。
プリシラの商品名をすべて言えるのは社内で私だけです(自称)
誰かとしゃべることで本領を発揮します。
ウィッグの豆知識やアレンジ、選び方やお手入れ方法、
筆者独断と偏見満載のヘアコラムなど幅広くお届けしています♡