この記事の目次
もう白髪で悩まない!
加齢とともに伸びてくる白髪ですが、まだ若いのに白髪が生えてくる…と言う方もいるのではないでしょうか。
一度白くなってしまった髪はもう戻らない?
白髪を軽減するための生活習慣や、髪に良い栄養素って?
白髪=ウィッグで隠す だけではなく、あらゆる方向から対策する方法があります!
今回はその方法や豆知識、いますぐ実践できる白髪対策などをお届けします。
一時的対策
■ピンポイントには部分染め
メリット
もみあげ・前髪などが目立つところや、生え際・分け目など部分的な根元白髪対策として、一時的に髪に色素を付着させ、シャンプーで簡単に色を落とすことができる部分染めがおすすめです。
マスカラ・コーム・ヘアファンデーションなど、様々な形状の商品が販売されています。
デメリット
白髪の量が多いと隠しきれない場合はあります。
完全に乾いていない状態で髪を触ったり、雨や💦などで肌や服が濡れると汚れてしまう可能性があります。
ワンポイントアドバイス
〇美容師がおすすめする初心者向け市販タイプ
パウダータイプが使用後に一番影響が出にくく初心者さんにも扱いやすい
お客様ごとに来店周期が違うため、その方のニーズに合わせておすすめ商品を変えているとのこと。
来店周期の長い方にはマスカラタイプで少しずつ色が入るタイプがおすすめ。
※残留するので明るいカラーをご希望の場合はNG
■お風呂のついでにカラートリートメント
メリット
ちらほら白髪には全体に色をなじませる「カラートリートメント・カラーシャンプー」がおすすめです。
白髪染めよりも髪が傷みにくく、色素が入っているので使うたびに徐々に白髪が染まっていきます。
商品によっては、頭皮や髪のケアが同時にできるものも。
デメリット
白髪染めのように一度で染まらないので、定期的に染める必要があり、商品によってはサロンでの施術に影響する場合も。
ワンポイントアドバイス
「白髪が伸びてくる」「色落ちが嫌」というストレスから解放されるためおすすめです。
カラートリートメント・シャンプー、どちらにも直接染料が多く含まれる場合があるため、来店予定の1,2週間前には使用の中止をすすめているそう。
NG成分の注意
NG成分は個人で変わりますが、髪が非常にきしむ、頭皮にかゆみが出るなどの症状が出る場合は使用を中止しましょう。
■着けるだけ・かぶるだけで簡単なウィッグ
部分的な白髪も、全体的な白髪も、場所や量にかかわらず白髪に関するお悩みはすべて「ウィッグ」で解決できます。
染めに行く期間を延ばすことができるので経済的。
白髪だけでなく、病気で髪が抜けてしまったり、加齢による髪のボリュームダウンなど、様々な髪のお悩みに対応可能なアイテムです。
パーツウィッグからカバー用ウィッグ、フルウィッグまで種類豊富に選ぶことができます
メリット
着けたい時にササッと着けられて、手軽に白髪をカバー。
髪の傷みも気にせず時短にもなります。
用途や予算委合わせて、様々なウィッグから選ぶことができます。
デメリット
慣れるまでは使い方が分からなかったり、お手入れも必要です。
あらゆるメーカーの中には高額なものや、見るからにウィッグだと分かる不自然なものも。
ワンポイントアドバイス
様々なウィッグがありすぎて何を選べば良いのかが分からない!という方は、まず地毛色に近いフルウィッグがおすすめ。
いつもと違う自分に見慣れ、ウィッグの着け方にも慣れてきたら他のデザインにも挑戦してみましょう♡
頭頂部の白髪だけをカバーしたい場合は、白髪隠しウィッグを試してみてくださいね。
毛の長さで選ぶのではなく、【ご自身のカバーしたい範囲<スキンサイズ】で探すと失敗しにくいでしょう。
〇目的に合わせたウィッグ選びを
アレンジ自由!なりたい自分になれるパーツウィッグ
気になる部分を自然にカバーするカバー用ウィッグ
全頭をすっぽり覆うタイプのオールウィッグ(フルウィッグ)
長期的な改善策を同時並行でさらに効果的
■生活習慣の見直し
以下のような生活習慣で、白髪を増やしてしまっているかも?
当てはまるものはありますか?
加齢や遺伝、ストレスなど様々な原因で白髪ができると考えられています。
また、何気なく行っている日常生活の習慣に、白髪を生やす・増やす原因が潜んでいるかもしれません。
白髪の原因になりそうな生活習慣を少しずつ改善し、髪も身体もココロも健康的に♡
■身体の中から美髪を目指す、食材・食事
\管理栄養士さんに聞きました/
「チロシン」をはじめ、身体の中にアミノ酸を栄養素としてしっかりと取り込んでおく必要があります。
原材料である「チロシン」がメラニンをつくり出す過程ではビタミンやミネラルの存在が必要なため、「チロシン」と合わせて「ビタミン」や「ミネラル」もしっかりと摂っておく必要があります。
〇特に意識したい栄養素
*タンパク質
チーズ・ナッツ類(落花生)・大豆製品・しらす・豚肉・鶏肉など
*ビタミン(特にビタミンB6)
赤身肉・鶏肉・まぐろ・大豆製品・バナナなど
*ミネラル(亜鉛・鉄・銅)
亜鉛:牡蠣・豚レバー・大豆製品など
鉄:レバー・牛肉赤身・青魚・貝類・小松菜・ほうれん草など
銅:牛レバー・たこ・いか・牡蠣・海老・ココア・大豆製品など
(大豆製品最強説)
■しわやたるみにも効く頭皮マッサージ
血行が悪いとヘアサイクルが乱れ白髪や抜毛の原因になると言われています
頭皮の下には多数の血管があるため、直接の刺激は血行促進効果が見込めます。
血流が良くなることで細胞が活性化し、発毛育毛の促進、白髪の抑制、加齢による細毛や縮れ毛を防ぐ働きがあるそうです。
もしかして血流滞ってる?!チェック
✓手足が冷える
✓頭痛が頻繁に起こる
✓首や肩が凝っている
✓体温が低い
日常的にこういった症状を抱えている方には、白髪予防・老化予防も兼ねて頭皮マッサージがおすすめ!
マッサージの手順
※摩擦はお肌にとって良くないためマッサージを行う前にクリームやジェルを使い、滑りを良くした状態で実施してください
頭皮マッサージは頭皮を優しく揺らすだけでも効果が期待できます。
耳周りや後頭部は毒素が溜まりやすいため、重点的にほぐすのがおすすめ!
頭頂部は血管が非常い細いので、ごく優しくマッサージしましょう。
もっと知りたい!髪のエトセトラ
Q1 ホームカラーをしても大丈夫?
ホームカラーは基本的にダメージが大きいため、あまりおすすめではありません。
一般的なカラートリートメントはコーティング剤が多く含まれているものもあり、カラー以外の施術にも影響が出やすいため、こちらもあまりおすすめではありません。
Q2 白髪は一度白くなったら黒には戻らない?
色素を作る細胞がお休みしてしまっているだけで細胞の活性化により黒髪に戻る白髪もあれば細胞の死滅により戻らない白髪もあります。
Q3 白髪と地毛が綺麗になじむカラーは何色ですか?
白髪の割合にもよりますが、白髪と地毛の差が出にくいのが「グレージュ」と呼ばれるカラーです。
Q4 美容師さんが髪に気を付けていることって?
・シャンプー前のブラッシング
(汚れを浮かすと同時に血行促進する効果あり)
・ホームケアにこだわる
・シャンプー後は頭皮美容液を付けて軽くマッサージをする
・保湿をしてしっかり乾かす
白髪対策、はじめよう♡
髪に対するお悩みはひとりひとり違います。
髪のトラブルに悩まれている方のお悩み解消や改善に、ウィッグだけではなく様々な視点で取り組んでまいります♡
白髪対策の参考にしてみてくださいね。
ウィッグを作り続けて30年以上!
神戸のウィッグメーカー「PRISILA(プリシラ)」のふくちゃんです。
もともとプリシラウィッグの超ヘビーユーザー
入社は2010年‥30代をプリシラに捧げました(´ー`)
ふだんは企画や広報の仕事を中心にSNS運営なども。
プリシラの商品名をすべて言えるのは社内で私だけです(自称)
誰かとしゃべることで本領を発揮します。
ウィッグの豆知識やアレンジ、選び方やお手入れ方法、
筆者独断と偏見満載のヘアコラムなど幅広くお届けしています♡