ストレスの多い現代社会で、円形脱毛症で悩まれる方は近年増えており、
現在全国で約184万人患者がいるといわれています。
円形脱毛症は、10円玉ぐらいの脱毛から頭全体に広がるものまで症状は人によって様々です。
ウィッグを活用しようにも医療用ウィッグはかなりの高額ですよね。
治療費に加え、何十万円もするウィッグは経済面で大きな負担になります。
そこで知っていただきたいのが、ウィッグは医療用でなくてもファッションウィッグでも
同じように使うことができるということです。
フルウィッグでも8,000円代で購入できるものもあります。本当にファッションウィッグで大丈夫か?と
疑問を抱く方もいらっしゃるかもしれませんが、最近のファッションウィッグはクオリティの高い
商品が増えており、医療用ウィッグなみの自然さのものもあり、ファッションウィッグを
医療用ウィッグの代わりに使われている方が増えてきています。
この記事の目次
医療用ウィッグとファッションウィッグに明確な違いはない
そもそも医療用ウィッグとファッションウィッグには厳密で明確な区別はありません。
各メーカーは、常に着けている患者さんのために、通常のかつらよりも見た目の自然さや
通気性・伸縮性が良いものを作って、それを医療用ウィッグとしています。
もちろん激安ウィッグとして売られているファッションウィッグだと、毛がテカテカしていたり、
ウィッグっぽさが際立ったりすることがありますが、
クオリティを売りにしているものの中には医療用として売られているものと同じクオリティのものもあります。
全体をカバーしたいのならフルウィッグ
脱毛の箇所が複数ある場合や、広範囲の場合は
部分的に着けるウィッグではなくフルウィッグを使用することをおすすめします。
全体的にカバーすることによって、脱毛がバレてしまうのではないか?などの
心配やストレスを回避することができます。
クリニカルウィッグキャップ
ファッションウィッグとして販売されているフルウィッグを、
医療用としてお使いいただく際におすすめしたいのがクリニカルウィッグキャップです。
通常のウィッグネットよりも、通気性が高く、肌触りの良いサイズ調整可能なウィッグキャップです。
これを併用することで、円形脱毛症でお悩みの方もウィッグを快適に着用していただくことができます。
部分的にカバーしたいのなら部分ウィッグ
脱毛の箇所が全体ではなく、部分的な場合は部分用ウィッグをおすすめします。
地毛を活かしながら、フルウィッグよりも手軽に使用することができます。
フルウィッグより、扱いやすく価格もフルウィッグより低価格のものが多いです。
まとめ
医療用ウィッグは、アフターメンテナンスが充実していたりと
ファッションウィッグにはないメリットもたくさんありますが、やはりかなり高額です。
比較的低価格で、人毛を使ったものや総手植えの商品もファッションウィッグにはあるので、
何十万円もする医療用ウィッグを購入する前に一度チェックしてみてもいいかもしれません。
また、ネットで購入するのはちょっと不安…という方は、店頭で一度試着してみると良いです。
プリシラにも直営店があるので、試着して自分に合うぴったりなウィッグを見つけましょう。
ウィッグを作り続けて30年以上!
神戸のウィッグメーカー「PRISILA(プリシラ)」のふくちゃんです。
もともとプリシラウィッグの超ヘビーユーザー
入社は2010年‥30代をプリシラに捧げました(´ー`)
ふだんは企画や広報の仕事を中心にSNS運営なども。
プリシラの商品名をすべて言えるのは社内で私だけです(自称)
誰かとしゃべることで本領を発揮します。
ウィッグの豆知識やアレンジ、選び方やお手入れ方法、
筆者独断と偏見満載のヘアコラムなど幅広くお届けしています♡