ウィッグでおしゃれをしよう!とウィッグを買っていざ着けてみたら、こう思ったことはありませんか?
『なんとな~く不自然に見える?』
『アレ?似合わない?』
買ったばかりの新品のウィッグは、スタイルが綺麗に整っています。
カールもくっきり、分け目もきちんとあります。
でも、スタイルが綺麗に整っているからこそ、不自然に見えてしまうこともあるんです。
そこで今回は、ウィッグのスタイルを自然にみせるセットの基本をご紹介します。
この記事の目次
自然にみえて自分に似合うウィッグにセットする方法~基本~
ウィッグのくっきりカールをほぐしてセットすると自然な印象に
新品のウィッグはカールが綺麗に整っているので、束感とカール感が強くなっています。
そのまま使用してももちろん良いのですが、逆にキメ過ぎた感も出てしまいます。
そこで、ウィッグの毛をまずほぐしてセットしてみましょう。
手グシをさっと通したり、ウィッグ専用ブラシでカールを一度梳かしてみましょう。
そうすると、ほどよい崩しになってウィッグがより自然にみえるのです。
ウィッグの毛の根元をふんわり立ち上げるセットで自然にみせる
ウィッグの根元の毛は、機械植えであったりすると、ペタンとなっていることが多くあります。
毛の根元を立ち上げて頭頂部にふわっとしたボリュームをもたせれば、より自然にみえるようになります。
ウィッグの毛の根元に指を入れてワシャワシャとほぐしたり、毛の根元に逆毛を立てるのもお勧めです。
逆毛を立てるときは、ウィッグ専用コームを使いましょう。
ウィッグ専用に作られた金属製のブラシは、ファイバー製ウィッグの天敵である静電気が起きにくく、スタイリングがしやすくなります。
ウィッグの毛流れを変えて自分に似合う分け目にセットする
フルウィッグを被ったときに少し違和感を覚えるのは、もしかしたらウィッグの分け目や毛流れが普段の自分と逆であったりするからかもしれません。
その場合は、ウィッグの分け目や毛流れを変えてみましょう。
注意するのは、分け目を変えることでウィッグの中のキャップが見えないようにすることです。
様子をみて少しずつ調整しながら、くっきりと分け目を作るのではなく、ウィッグの毛は流す程度にしてセットしましょう。
耐熱製のファイバーで作られたウィッグであれば、セットした状態をキープするためにドライヤーやヘアアイロンを使用してみるのも良いでしょう。
ウィッグの前髪を自分に似合う長さにセルフカットする
フルウィッグであれば、被ったときの印象を大きく左右する役割を果たしているのは前髪ではないでしょうか。
前髪は、個人によって似合う長さが十人十色です。長さが5ミリ違うだけでも似合わなくなってしまうこともあるのです。
そんなときは、ウィッグの前髪をセルフカットすることもできます。
パツンと切り揃ってしまわないように、梳きバサミがあると便利です。
失敗を避けるためには、慎重に慎重に、少しずつカットを施していきましょう。
但し、カットしてしまうと当然ながら元には戻らないので、ぶきっちょさんは注意してくださいね。
セルフカットに自信がないときは、美容師さんに相談してみることも検討してくださいね。
アレンジにはウィッグ専用のワックスやスプレーを使用してセットする
毛の束感を作るにはウィッグ専用ワックスでセットする
カールをほぐす為にブラシで梳かしたあと、少し毛束感を戻したいと思ったら、ウィッグ専用ワックスを毛に揉みこみます。
指先にワックスをつけて毛先を指で挟んでねじるようにして束感を戻します。
また、手のひら全体にワックスを広げて、ウィッグの毛をクシュクシュと手で握りこむようにしてワックスを馴染ませるのもお勧めです。
ワックスは付け過ぎるとベトつきが出て重くなり、セットが思うようにいかなくなったりするので、ワックスの使用量には注意しましょう。
ウィッグ専用スプレーでセットをキープする
ワックスなどでスタイリングしたウィッグに、ウィッグ専用スプレーを使用してセットをキープします。
人毛用のスプレーを使用する場合に、気をつけないといけないのが『フレーキング現象』です。
カチカチに固めるキープ力の高いハードスプレーなどは、樹脂成分などが白く固まってこびりついてしまうことがあります。
ウィッグ専用のスプレーでも、使用量が多過ぎるとセットしづらくなったり、カチカチに固め過ぎて自然さがなくなることもあるので気をつけましょう。
セットしたウィッグの使用後は、こういったスタイリング剤の成分をしっかりと洗い流してお手入れし、ウィッグを長持ちさせましょう。
カールやストレートにヘアアイロンやコテを使ってウィッグをセットする
ヘアアイロンやコテを使って、ウィッグに似合わせセットを施しましょう。
カールがきつ過ぎて自分には似合わないと感じたら、コテでストレート気味にセットしましょう。
また、ストレートウィッグだけれど、ナチュラルなカールが欲しいと思ったら、ヘアアイロンで巻いてみましょう。
但し、ウィッグが耐熱製であるかどうかを必ずチェックしましょう。それと、耐熱温度も確認すること。
せっかくのウィッグが熱でダメになってしまわないようにしましょう。
プリシラの耐熱ファイバーは、約180度が耐熱温度で、適温は150度ぐらいになります。
巻いたカールなどの形状は、熱が冷めたときにキープされます。
熱を当てたあとヘアアイロンなどを外して、セットした状態の形のまま冷ますようにします。
まとめ
ウィッグをセットする基本の方法をご紹介しました。
ウィッグ初心者さんや、どうもウィッグのスタイルがしっくりこない方はお試しくださいね!
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ウィッグを作り続けて30年以上!
神戸のウィッグメーカー「PRISILA(プリシラ)」のふくちゃんです。
もともとプリシラウィッグの超ヘビーユーザー
入社は2010年‥30代をプリシラに捧げました(´ー`)
ふだんは企画や広報の仕事を中心にSNS運営なども。
プリシラの商品名をすべて言えるのは社内で私だけです(自称)
誰かとしゃべることで本領を発揮します。
ウィッグの豆知識やアレンジ、選び方やお手入れ方法、
筆者独断と偏見満載のヘアコラムなど幅広くお届けしています♡