オールウィッグを着けてみたけれど、なんだがしっくりこない・・・。と感じている方も多いですよね。
最初から全体がスタイリングされているオールウィッグは便利ですが、いざウィッグを着けてみると違和感がある…。
それは、まだウィッグがあなたに馴染んでいないだけ!
少し手を加えてアレンジするだけで、あなた仕様のフルウィッグになります。
今回はフルウィッグの基本のアレンジ方法で、知って得する3つのポイントをご紹介します。
この記事の目次
~3つのポイント~
ポイント1. ヘアアイロンやドライヤーを使ってアレンジ
耐熱ファイバーのウィッグ
まずは、ウィッグが耐熱か非耐熱であるかのチェックをしましょう。
耐熱ファイバーのウィッグであれば、ドライヤーやヘアアイロンを使用することができます。
耐熱が160度程ならドライヤー、180度ならヘアアイロンを使用できます。
※適温は130〜150度です
ヘアアイロンを使ったウィッグの巻き方
アイロンで巻く場合は、少量ずつブロッキングしてから巻きます。
毛量が多いと全体に熱が伝わりにくく、カール感が弱くなってしまいます。
いきなり高温のアイロンで巻かずに、少し低めの温度設定で試してカールの付き具合をみてみましょう。
ポイント2. ウィッグのボリュームUPやナチュラル感を出すアレンジ
ウィッグに逆毛を立ててボリュームUP
アレンジしやすくするには、逆毛を立ててウィッグを少しボリュームUPさせるのがコツです。
ウィッグの根元にスタイリングスプレーを吹きつけて、コームで逆毛を立てていきます。
これをお好みのボリューム感になるまで何度か繰り返します。
スプレーをした後に、手でクシャクシャにして逆毛を立てていくことを繰り返すと、コームの場合よりもふんわり感が出ます。
ヘアワックスを使ってナチュラル感を出す
ナチュラル感を出すには、ヘアワックスを使用しましょう。
少量のワックスを手のひらにとって、ウィッグにクシャっと揉み込みます。
空気を取り込むことによってふんわりした仕上がりになり、毛束感も出ます。
また、指先にワックスをなじませトップ部分の毛をつまみ出すことで浮きができ、より自然に仕上がります。
ワックスを付け過ぎるとベタベタするので要注意!
人毛用のワックスを使用している方も多いかもしれませんが、ウィッグをより長く綺麗に使用するためにはウィッグ専用のワックスを使用してくださいね。
ポイント3. ウィッグのデザインをアレンジする時のコツ
根元や分け目に注意
ウィッグを着けて、アップスタイルにしたりまとめたりする場合に気を付けたいのは、ウィッグの根元部分が見えないようにすることです。
完全にアップヘアにしてしまうと、首元や耳元のウィッグの生え際部分が見えてしまうことがあります。
初心者さんでまだアレンジに慣れていないという方は、後ろの毛を残してハーフアップにすることをおすすめします。
また、分け目をつけるヘアスタイルにしたい場合は、ウィッグの根元部分のネットが見えていないかを確認しましょう。
ウィッグスタンドはとっても便利
アレンジをする時は、ウィッグを着用したままでアレンジするよりも、ウィッグスタンドにウィッグをかぶせてアレンジした方が断然やりやすいのです。
やりにくい後ろの毛を巻きたいときもウィッグスタンドを使用すると、全体のバランスを見ながらセットできるので、納得のいく仕上がりになるでしょう。
まとめ
ご紹介したアレンジ方法で、あなた仕様のお好みのオールウィッグにしてみてはいかがでしょうか?
心配なのは、ヘアワックスやスタイリングスプレーを使用したり、アイロンで巻いてもウィッグは元のデザインに戻るのかどうかですよね。
プリシラのウィッグは、形状記憶加工を施しているので、洗ってもデザインが崩れにくく、また戻しやすい“持ちの良さ”も特徴です。
ウィッグ専用のケア用品をうまく使えば、ウィッグはキレイな状態を保つことができます。
今回ご紹介したケア用品の他にも、様々なウィッグ専用ケア用品を販売しておりますので、ぜひ試してみてくださいね!
ウィッグを作り続けて30年以上!
神戸のウィッグメーカー「PRISILA(プリシラ)」のふくちゃんです。
もともとプリシラウィッグの超ヘビーユーザー
入社は2010年‥30代をプリシラに捧げました(´ー`)
ふだんは企画や広報の仕事を中心にSNS運営なども。
プリシラの商品名をすべて言えるのは社内で私だけです(自称)
誰かとしゃべることで本領を発揮します。
ウィッグの豆知識やアレンジ、選び方やお手入れ方法、
筆者独断と偏見満載のヘアコラムなど幅広くお届けしています♡