ワンレンヘアって知的で大人っぽくて、とっても素敵なヘアスタイルですよね。
でも、前髪をサイドやバックと同じ長さまで伸ばすのって
なかなか根気がいるし時間もかかります。
そんな時にウィッグで手軽に「ワンレン」を楽しめたら嬉しいですよね。
プリシラも、非耐熱ファイバーやカラーウィッグ時代から数えると
ボブ・ロング含め10種類近くワンレンスタイルを発売してきたのですが
数あるヘアスタイルの中でも「ワンレンスタイル」って
ウィッグでは自然に見せるのが難しいスタイルです。
なぜなら、ワンレンって生え際が露出していて
前髪を下ろして誤魔化したりすることができないから!!!
…ということで、「自然に見えるワンレン」を目標に
研究に研究を重ね、試行錯誤を繰り返し、ようやく誕生しました。
「究極のワンレンウィッグ」
\ 爆 誕 ! ! ! /
どうですか?
ウィッグに見えますか?
見えないですよね。
見えないです。
見えなさ過ぎて怖いですね。
この度登場したプリシラのワンレンウィッグの「自然さ」の秘密を、ひも解いていきましょう。
この記事の目次
ポイント1:生え際のうぶ毛
ワンレンウィッグは、なぜ「ウィッグっぽさ」が目立ってしまうのか。
その理由はツルンとした生え際にあります。
人の毛って、たいていうぶ毛がありますよね。
前髪を伸ばしてオールバックやワンレンにしている人も
必ず生え際にはうぶ毛が生えているものです。
そこに着目し、よりリアルな生え際に見えるよう細かなうぶ毛を植えてみました。
近くで見ると分かる程度の、本当に細かいうぶ毛ですが
これがあるのとないのとでは格段に違います。
ピンピン細かい、いわゆる「アホ毛」です。
(これ関西弁?)
ポイント2:極薄レース素材
それでは、そのうぶ毛を何に植え付けているのか?というギモン。
生え際に、極々薄いレースの素材を使用し
そのレースに細かなうぶ毛を数本植えているのです。
しかも手植えです。職人さんの。
薄いレースを使用することで、
ウィッグと地肌の境目を分かりにくくすることができます。
額からボコッと突然ウィッグになるよりも
ウィッグ→レース→生え際(地肌)になることで
凹凸感を軽減しているのです。
(果たしてこの拙い説明で伝わるのでしょうか)
上級者向けコツとして、
ウィッグと地毛の色が似たものをチョイスした場合、
敢えてウィッグを後ろに少しずらしてかぶり
自身の生え際をウィッグの生え際から少し出すと
よりナチュラルに見せることができます。
また、フカシ加工を施し、分け目全体をふんわりと立ち上げやすくしています。
ポイント3:フェイスラインをさりげなくカバー
ワンレンスタイルって、前髪の長さが
サイドやバックと同じ位の長さがあるスタイルのことを指すので、
どうしても、全体的に重たいシルエットになりがちなのです。
そのため、ワンレンをウィッグで表現すると必然的に毛量が多くなったり、
重たくストンと、不自然に頬に落ちてくるようなスタイルになってしまうのです。
だがしかし!
プリシラのNEWワンレンは違うのです!
この自然過ぎるエアリー感を、とくとご覧ください。
顔周りをふんわりと包み込むような前髪。
そのため小顔効果が抜群なのです。
今までの不自然で重たい、ペターンとしたワンレンウィッグは
一体何だったのでしょうか。
(当社比画像は出さない)
ウィッグが自然過ぎてモデルさんも笑顔溢れてますね。
分かります。
ポイント4:絶妙な量感
そして重要なポイントがボリューム感!!
重た過ぎると今までのワンレンと何ら変わらないし、
少な過ぎると貧相なイメージになってしまうし…
そこで、今回のNEWワンレンはアレンジしやすい絶妙な量感に調整しております。
えっ、これウィッグなん?ってなりますよね。
私も思ってます。
顔周りに細めに毛束を残しておいて
残りを耳かけしてアレンジをしています。
よくお問い合わせをいただく「オールウィッグってアレンジできる?」問題。
そうなんです。
オールウィッグはアレンジに不向きだと思われがちですが
アップスタイルに不向きというだけで、
ねじってピンで止めたり、編み込んだりとアレンジをすることで
雰囲気を変えられて楽しいんです♡
そしてその時に重要になってくるのが量感なのです。
毛が多いとアレンジしにくく、
逆に少ないと、ウィッグの内側のキャップが露出してしまいます。
どのくらいの量感がベストだろう?
どのくらいの長さがアレンジに向いているだろう?
下ろしても重たくならないのはどこまでだろう?
等など、一睡もせずに考えた結果、今回の量感に落ち着きました。
ポイント5:タイトでもふんわりでも◎
先ほどエアリー感を前面に出して主張しましたが、
このNEWワンレンウィッグは、
タイトにスタイリングしても雰囲気が変わって可愛いのです。
先ほど、ウィッグが自然過ぎて笑顔が溢れていた
モデルさんの写真を掲載しましたが、
このウィッグも、先ほどのウィッグと同じ商品なんですよね!!
ついでに言うとモデルさんも同じなんですよね!!!
イメージ全然違うと思いませんか?
それがウィッグの楽しいところ!!!!
あまり空気を含ませず、
フェイスラインに沿ってこんな風にナチュラルに下ろしたり …
前髪も敢えてふんわりさせず、
秋っぽくモードに帽子を合わせてみたり。
タイトめにスタイリングすることによって
キチンと感をとりいれたハンサムコーデにもばっちりハマってくれます。
「究極のワンレン」ラインナップ
最後になりましたが、
今回発売されたプリシラのNEWワンレンウィッグのラインナップをご紹介!
ウィッグが自然過ぎて笑みがこぼれているこちらの商品は
デキる女風のショートボブ!シンプルで、飽きないデザイン。
どちらかというとオトナでカッコイイデザインなので
強めコーデともバッチリ合いますが、
こういうレディなコーデも甘くなり過ぎないように抑えてくれます。
(どういうこと)
先ほどのショートボブより少し長めにとって
顎ラインを綺麗に覆ってくれるワンレンボブです。
ヘルシーなのにどこか色っぽい絶妙な長さ!!!
アレンジもしやすい長さです。
黒髪なのにこんなに色っぽいってどういうことですか。
すごくないですか。(オフショルダーを着ている&鎖骨がそもそも綺麗だからという説もあります)
そしてやはり外せないのはカールロング。
いつの時代もカールロング。
胸元あたりまで長さをとって
ロッドの大きなゆったりカールを毛先まで施してあります。
カールがキツ過ぎないことによって、
程良く“ゆるさ”を醸しだしてくれるのです。
下ろすときのスタイリングのコツは
とにかく空気を含ませて束感をなくすこと。
アレンジするなら、
長さがあるからハーフアップにしても、毛先まで編んでしまっても可愛い♥
実際、発売してから一瞬で人気が出たのは、このカールロングなのです。
プリシラの「究極のワンレン」をあなたも♥
ウィッグでは難しいとされているワンレン。
なぜプリシラのワンレンはこんなに自然なのか。
どこにこだわって爆誕したのか。
スタイリングやアレンジのコツまで。
少し理解していただけたでしょうか♥
進化したプリシラの「究極のワンレン」を是非お試しくださいね!
ウィッグを作り続けて30年以上!
神戸のウィッグメーカー「PRISILA(プリシラ)」のふくちゃんです。
もともとプリシラウィッグの超ヘビーユーザー
入社は2010年‥30代をプリシラに捧げました(´ー`)
ふだんは企画や広報の仕事を中心にSNS運営なども。
プリシラの商品名をすべて言えるのは社内で私だけです(自称)
誰かとしゃべることで本領を発揮します。
ウィッグの豆知識やアレンジ、選び方やお手入れ方法、
筆者独断と偏見満載のヘアコラムなど幅広くお届けしています♡