「カールがぐしゃぐしゃになっちゃった……」
フェミニンさやガーリーさが演出できるカールウィッグは、カールをキープするのが大変!何のケアもせずに適当に扱っていると、すぐにぐしゃぐしゃになってしまいます。
カールウィッグはストレートタイプに比べ絡みやすいですし、だからといってブラッシングをするだけでは、カールを解いてしまうことにもなります。
ブラッシングをしなくても使い続けていくうちにだんだんと解けてきてしまいますし、カールをキレイに保つには、それなりのケアが必要なのです。
しかし言い換えると、しっかりとケアをすればカールはキレイに長持ちさせられるということ!
ここでは、ウィッグのカールを長持ちさせる方法をご紹介します。
この記事の目次
ウィッグのカールを長持ちさせる方法
使った後の収納方法
ウィッグのカールを長持ちさせるためには、日頃からのメンテナンスがとても重要!
メンテナンスにはいくつかの方法があり、ウィッグの収納方法もその一つに含まれます。正しい収納方法でウィッグを収納すれば、それだけでカールはキレイに保てるのです。
ウィッグを使った後は、まず、汚れを落とし、絡みを解くためにも優しくブラッシングします。次に、ウィッグの形が崩れないように被る部分に紙などを入れ、カール部分をカールの形に合わせてねじります。ねじった状態で毛先部分からウィッグの中心部へ巻き込むようにまとめ、ピンなどで固定するか、ウィッグ収納用のネットなどに収納します。注意点として、上からの重みがかからない場所に保管しましょう。
くるっとカールを元通りにする方法
カールがぐしゃぐしゃになってしまっても、しっかりとメンテナンスすることで元通りのくるっとカールを蘇らせることができます。ぐしゃぐしゃカールをくるっとカールに戻すためには、ブラシとウィッグスプレー、または霧吹きがあればOK!
まず、ウィッグを毛先から丁寧にブラッシングします。「ブラッシングするとカールが取れちゃうのでは?」と心配する方もいるかもしれませんが、心配はご無用!ウィッグのカールはそう簡単には取れませんし、その後のメンテナンスをしっかりと行なうことで、キレイなカールが蘇るのです。
次に、鉛筆より少し太いくらいの毛束をとり、毛先からカールに合わせてねじります。根元までくるくるとねじると、その部分にスプレーし、両手でギュッと押さえたり優しく揉み込んだりして全体がしっとりと濡れるまで染み込ませます。
毛束にスプレーが染みこんだ後、巻いた状態が崩れないようにそっと置き、自然乾燥します。これを全体的に何度も繰り返せば、完成です!
耐熱ウィッグの正しい巻き方
耐熱ウィッグであれば、アイロンやコテを使ってカールを復元することも可能です。
耐熱ウィッグを巻く場合は、水分がなければ型がつきにくいため、スプレーや霧吹きなどで巻きたい部分を湿らせてから巻くようにしましょう。アイロンやコテを使う場合も、鉛筆より少し太いくらいの毛束をとり、少しずつ巻いていくのがベストです。
毛束を湿らせた後、熱したアイロンやコテをあて、30秒ほど待ちます。3~5束ほどのカールができれば、それを1つにまとめて大きなカールにします。これを全体的に繰り返せば、完成です!
まとめ
せっかくのカールウィッグでも、カールがぐしゃぐしゃだと台無しです。しかし、正しい収納方法でウィッグを収納したり、しっかりとメンテナンスを行えば、くるっとカールは持続します。
購入した当時のままカールをキレイに保つためにも、そしてお気に入りのウィッグを長く愛用するためにも、日頃からのメンテナンスをしっかりと行なってカールをキープするよう心がけましょう。
ウィッグを作り続けて30年以上!
神戸のウィッグメーカー「PRISILA(プリシラ)」のふくちゃんです。
もともとプリシラウィッグの超ヘビーユーザー
入社は2010年‥30代をプリシラに捧げました(´ー`)
ふだんは企画や広報の仕事を中心にSNS運営なども。
プリシラの商品名をすべて言えるのは社内で私だけです(自称)
誰かとしゃべることで本領を発揮します。
ウィッグの豆知識やアレンジ、選び方やお手入れ方法、
筆者独断と偏見満載のヘアコラムなど幅広くお届けしています♡