皆さん、アンティーク着物ってご存知ですか?
アンティーク着物とは、昭和初期以前に作られた着物のうち、特に状態の良いものを指す。
大正ロマンや昭和モダンと呼ばれる花柄や幾何学模様、アール・デコを意識したデザインなどが近年のレトロブームで再評価されている。
現代では見かけないような大胆な色や柄の組み合わせが華やかで、見ているだけでうっとりします。
そんなアンティーク着物とプリシラウィッグをコラボレーションさせたコンテンツが、このたび公開されました!
こちらのコラボコンテンツでは、着物のカラーリングをテーマごとに分けて、おすすめのウィッグスタイリングをご紹介しております。
ウィッグもアンティーク着物に合わせた、ひとクセ加えた個性的なスタイルが目白押しです♥
パッと目を惹く情熱的なカラー“紅”(くれないと読んで欲しい←)には、妖艶で個性的なコーディネートをチョイス。
同じ色でも別の顔を持つ、ふたつの変化を楽しんで。
まずはこちら!
赤×黒のラメ帯を使って、キュッとコサージュを作っているのもポイント!
こういう色のお着物には、やっぱり欠かせない黒髪ストレートロングヘア!
シンプルながら、ツヤのある“黒髪ストレートロング”は人とかぶらない「妖艶さ」を纏うことができます。
カクテルハットなど、ヘッドドレスを合わせる時も黒で統一してみてくださいね。
手元のレース袖もポイント。
顔周りに手を持ってきたとき、視線を集めること間違いなしです。
続いてこちらのコーデ。
同じお着物で、小物やウィッグをチェンジするだけで、ほんのりキッチュなコーデの完成。
(キッチュって言いたいだけ)
襟・帯・アクセサリーなど、全身のあちらこちらに散りばめられたリボンが、「ハズし」のテクニックです。
一見「少しチープなアクセサリーだけど着物に合うのかな?」と思うようなインパクトのあるアクセサリーも、アンティーク着物の個性に負けません。
合わせたモノ勝ちです。
外国人のような、バツン!切り揃えられたブラントカットで、個性派も垢抜けを狙います。
(どういうこと)
お着物に合わせた赤レースのヘッドドレスが、赤リップやブロンドヘアによく映えます。
デコルテを飾る大きなレースリボンが目を惹きますね。
ここでお着物をチェンジ!
その繊細な色合いから「ジャパニーズマスタード」という名称もある「芥子(けし)」
日本人のお肌になじみやすいカラーに、たっぷりのレトロ感を詰め込みます。
先ほど着用していた、切りっぱなしぱっつんボブの黒バージョンです。
他のオールウィッグにはあまり展開していない、プリシラ耐熱ファイバーで一番黒い「TBK」というカラーです。
襟元にベロアリボン付きのファーティペットを合わせ、着物をワンピース風に見立てています。
アイデア次第で、着物のイメージはガラリと変えることができますね!
裾を切りっぱなした不自然なほどのストレート×ビジューを散りばめた個性的なBIGヘッドドレスが、より一層「ドール感」を際立たせてくれます。
お洋服のとき以上に、小物同士の相性は本当に大事!!!
お次は、着物はそのまま、ウィッグをチェンジします♡
テーマは「60年代風モダンガール」
一般的には着物に帽子?!となりそうですが、アンティーク着物ならうまく馴染みます。
モダンガールを演出したいなら、断然ボーラーHAT!
帯の上にスパンコールのショールを沿わせて、レトロな芥子色の着物をスパイシーに味付けします。
ショールのフリンジは大胆に前に垂らせて、インパクトを狙います。
ふわふわパーマ×明るめくすみブラウンで、憧れのモダンガールに変身♡
芥子色の着物やヘアの色に合わせて、オレンジがかったブラウンリップで一気に垢抜けます。
ここで着物をチェンジ。
清楚な色合いのナチュラルカラーには、とびっきりのモダン美人なコーディネート。
今話題の「レトロ婚」など、特別な日にも超おすすめ!!
可憐な花の帯結びは、花嫁さんらしいブーケをイメージしています。
ウィンテージライクなヘッドドレスとも親和性アリ♡
花嫁さんコーデらしく、コサージュ・白レース・パールを垂らした帯…と、コーデのアクセントが盛り沢山です♡
ほんのり上気したようなアイメイク×リップメイクも、白肌に映えます。
ハニーブロンズカラーと、柔らかいカールボブで優しいモダン感を演出してくれます。
ここでウィッグをチェンジ!
インパクト大!!!な冒頭でも出てきている黒&金の切りっぱなしボブと同じデザインです。
最後にレースグローブを着ければ、レトロ映画の主役キブン♡
トランプのダイヤ柄みたいな着物は、特別なコラボ着物だそう。
くすんだ水色×ラベンダーで、フェミニンな中にもしっかりレトロ感をプラスします。
いかがでしたか?
アンティーク着物とウィッグのコラボレーション、最高じゃないですか?♡
“普通の和装”に飽きてしまった方には、アンティーク着物、おすすめです。
大胆にコーディネートした小物も、いつもと違うジブンと出逢わせてくれるかも・・・♡
そしてこんな素敵なアンティーク着物たちのスタイリングを担当してくださった、着付け教室「モダン波止場」の愛子先生が主催で着物の「コモノ」に特化したイベントが来月22日に神戸で開催されるのですが、プリシラも出店いたします。
平日の開催となりますがぜひお友達をお誘いあわせの上、遊びにいらしてくださいね。
開催日程:2022年11月22日(火)
時間:10時~17時
場所:KOBE RENT SPACE 2F
入場無料●出店者
*TSUBAKIAN (オリジナル半衿、帯揚げ、兵児帯など)
*HARUキモノコモノ(オリジナル草履、足袋、帯揚げなど)
*PRISILA (着物に合うボブやショートのウィッグ・新作エクステなど)
*Lemony (オリジナルイヤリング、羽織紐、帯留めなど)
順不同・敬称略
ウィッグを作り続けて30年以上!
神戸のウィッグメーカー「PRISILA(プリシラ)」のふくちゃんです。
もともとプリシラウィッグの超ヘビーユーザー
入社は2010年‥30代をプリシラに捧げました(´ー`)
ふだんは企画や広報の仕事を中心にSNS運営なども。
プリシラの商品名をすべて言えるのは社内で私だけです(自称)
誰かとしゃべることで本領を発揮します。
ウィッグの豆知識やアレンジ、選び方やお手入れ方法、
筆者独断と偏見満載のヘアコラムなど幅広くお届けしています♡